专利摘要:
トリガ機構(26)と、モニタリングセンタに検出信号を送信するために、前記トリガ機構によって作動する送信器(42)と、を備えた小動物のための検出器であって、前記トリガ機構(26)によって駆動する機械−電気変換器(44)を備えており、前記機械−電気変換器(44)のエネルギが前記送信器(42)に電力供給することを特徴とする。
公开号:JP2011512824A
申请号:JP2010549041
申请日:2009-02-26
公开日:2011-04-28
发明作者:クルート,オリバー
申请人:クルート,オリバーKlute,Oliver;
IPC主号:A01M23-16
专利说明:

[0001] 本発明は、トリガ機構と、モニタリングセンタに検出信号を送信するためにトリガ機構によって作動する送信器と、を備えた小動物の検出器に関する。]
背景技術

[0002] ドイツ国20 2004 013 928は、トラップとして構成される次のようなタイプの検出器について記載している。動物がトリガ機構を作動させると、動物はトラップの中に捕獲される。生け捕り用のトラップの場合には、トラップの中で動物が過度に苦しみ或いは餓死することを防ぐため、適度な時間内に動物に対応することが確保されていなければならない。送信器には、トラップから動物を解放することをモニタリングセンタの人員に知らせるために、モニタリングセンタへ警告信号を送信するという目的がある。]
[0003] 本発明の目的は、電力網が利用可能であるか否かに係わらず任意の場所に設置することができ、高い信頼性で機能すると共に、ほとんど保守労力を必要としない検出器を提供することである。]
[0004] この目的を達成するために、本発明によれば、検出器は、トリガ機構によって駆動し、そのエネルギが送信器に電力供給する機械−電気変換器を備えている。]
[0005] 機械−電気変換器は、それ自体としては、例えば発電機や圧電変換器等の形で知られており、それらはとりわけ盗難防止システムで用いられている。本発明に係る検出器においては、そのような変換器は、送信器に電力供給するために必要とされる電気的エネルギを提供する。変換器を動かすための機械的エネルギは、トリガ機構によって提供される。従って、動物が検出された時はいつでも、送信器がエネルギ供給を受けて機能する準備ができており、対応する検出信号又は警告信号がモニタリングセンタに送信されることが確保されている。]
[0006] 送信器への自立的な電力供給は、検出器が設置されることとなる場所で利用可能とするために電力供給網を必要しないという点の利点があり、バッテリーも必要とせず、そのため、バッテリーを入手しその負荷状態をチェックしたり、使用済みのバッテリーを処分するコストを回避することができる。]
[0007] 本発明におけるさらなる特有の選択的な特徴が、従属する請求項に記載されている。]
[0008] 検出器は、例えば、一つ又は複数の検出器が設置される場所、例えば食品加工工場、に害獣がいないことを確認したり証明する目的で、小動物、特にマウスやラット等の害獣の存在の検出に用いられてもよい。]
[0009] 他の態様において、検出器を始動させる動物を自動的に捕えるトラップとして、検出器を構成してもよい。]
[0010] 動物の動きや体重を、変換器を駆動させるための機械的エネルギの供給に利用するように、トリガ機構を構成してもよい。それでいて、生け捕り用のトラップの場合には、例えばバネのような動力貯蓄部によって、荷重がトリガ機構に予め機械的に印加されていることが好ましい。この場合には、動力貯蓄部のエネルギが、変換器の駆動及びそれに伴った送信器の稼動のために用いられてもよい。何れにしても、捕獲した動物を解放するために人員がトラップを巡回しなければならないので、その時に人員がトリガ機構に荷重を印加したとしても、付加的な労力をほとんど必要とせずに、次の検出のために必要なエネルギが蓄えられる。]
[0011] 機械−電気変換器から送信器に直接的に電力供給することに代えて、再充電可能なバッテリーに変換器のエネルギを蓄積することも可能である。このことは、例えばトラップ又は検出器に(GPS)受信器を備え付けることを許容し、これによりトラップ又は検出器の遠隔配置が可能となり、及び/又はトラップに何らかの動作指令を送信することを許容する。この際、受信機への稼動電力も変換器によって生成される。]
[0012] あるいは、追加的なバッテリーの充電のために太陽電池を設けてもよい。その際、動物の検出を信号で伝えなければならない時に、変換器は、太陽電池への照射状態に関わらず十分な量のエネルギをいなかる場合にも利用可能とすることを確実にする。]
図面の簡単な説明

[0013] 図1は、本発明を具体化した小動物のトラップの概略断面図である。
図2は、図1に示すトラップの始動状態の断面図である。
図3は、トラップの機械−電気ユニットの概略断面図である。
図4は、図1及び図2に示すトラップの正面図である。
図5は、始動しない状態における本発明の他の実施形態の検出器を示している。
図6は、始動した状態における本発明の他の実施形態の検出器を示している。] 図1 図2 図3 図4 図5 図6
実施例

[0014] 本発明の実施形態を図面に基づいて説明する。]
[0015] 図1は、マウスのような小動物又はより小さなサイズの他の動物の生け捕り用トラップの一例を示しており、当該トラップは、本発明の実施形態に係る検出器を含んでいる。トラップは、図面の紙面に対して垂直方向に延在し、捕獲対象である小動物が中を通過可能なトンネル12によって貫通されていることを除いて、箱状のケーシング10を有している。動物にトンネル12を通ることを強いるように、食物の在りかや巣への通り道にトラップを設置することが好ましい。] 図1
[0016] トンネル12は、本例に示すように、心棒18に回転自在に支持された3つのアーム22を有する区画化された車輪部16を備えた区画化された車輪状の仕切14を通り抜けている。心棒18は螺旋状のねじりバネ20によって囲まれており、当該バネは、特に図示しないロック機構を用いて、区画化された車輪部16が図1において時計回りに付勢されるように予め荷重をかけた状態で保持されている。それでいて、トラップが始動しない限り、区画化された車輪部における一つのアーム22はストップ24と係合しており、当該ストップ24は、仕切14の周壁のスロットに入り込みトリガ機構26の一部を構成している。] 図1
[0017] トリガ機構26は、トリガプレート28をさらに含んでおり、当該トリガプレートは、シャフト30を中心として回転可能に取り付けられていると共に、仕切14の周壁のスロットを介してトンネル12内に入り込んで、このトンネルの底部を構成するように配置されている。シャフト30は、ステップスイッチ機構32の入力シャフトであり、当該ステップスイッチ機構は、例えば周知のラチェット機構で構成されてもよく、アーム36の交差部を支持する出力シャフト34を備えている。この交差部の4つのアームの中の一つは、区画化された車輪部のアーム22のためのストップ24を構成する。]
[0018] 例えばマウス等の動物がトンネル12に進入してトリガプレート28を通り過ぎると、このプレートがマウスの重さで下方に傾いて、それに応じてシャフト30が回転する。このことが、ステップスイッチ機構32における次ステップをもたらす。このステップでは、交差部36が一時的にフリーの状態になり、これにより、ストップ24が屈して、区画化された車輪部16がバネ20の作用を受けて時計回りに回転可能となる。結果として、トンネル12にいたマウスは、アーム22によって捕獲され、傷つくことなく、スライドドア40を開けた後にマウスを取り除くことができる空間38内に押し込められる。アーム36を有する出力シャフト34は、90°回転すると、交差部の次のアームがストップ24を構成する位置で、ラチェット機構によって再度ロックされ、そして、区画化された車輪部16が120°回転したら、この車輪部の次のアームがストップ24でロックされる。しかしながら、この時には、バネ20が大きく緩められており、トラップが再度稼動するように準備するためには、メンテナンス人員が再度荷重を印加しなければならない。]
[0019] これまでに説明したトラップの機械的原理は、それ自体は知られている。ここに記載されているトラップは、機械−電気ユニット42がケーシング10に取り付けられており、このユニットは、トラップの始動時にはいつでも無線信号を送信するように構成されている、という格別の特徴を有している。そのために、ユニット42は、無線信号を生成するための電気的なエネルギを供給する機械−電気変換器44を含んでいる。変換器44のシャフト46は、ステップスイッチ機構32の出力シャフトに対して平行にケーシング10を通過し、図1に示す状態において交差部のアーム36の一つと係合するレバー48を支持している。そして、図2に示すようにトラップが始動して、それに従って交差部が一時的にフリーな状態になると、区画化された車輪部のアーム22が、それまでストップ24を構成していた交差部のアーム36を押し下げ、交差部が反時計回りに回る。その結果、交差部の反対側のアームがレバー48を上方へ旋回させ、それによって、機械−電気変換器44を駆動するシャフト46の回転を生じさせる。] 図1 図2
[0020] 図3には、機械−電気ユニット42が概略断面図で示されている。変換器44は、シャフト46に支持された入力ギアと、発電機52を駆動させる出力ギアとを有するギアボックス50を備えている。発電機52の電気出力端子は、回路基板56に実装された直流コンバータ54に接続されている。この回路基板56は、適切な電子部品によって構成され、コンバータ54によって供給される直流電流で機能する送信器58をさらに支持しており、関連するアンテナ60も同様となっている。] 図3
[0021] トリガ機構26(図1及び図2)がシャフト46を回転させるとすぐに、発電機52が、コンバータ54によって整流されて制限された交流電流を供給する。また、コンバータ54によって生成された直流電圧が、送信器58の稼動電圧に少なくとも対応する一定の閾値に達するとすぐに、この送信器が始動して、アンテナ60を介して、何かを捕獲したことを知らせる無線信号を送信する。このことが、空間38からマウスを除去するために、監視人員をトラップに向かわせることになる。この際に、人員が、ねじりバネ20に再度荷重を印加することで、トラップを稼動するための準備状態に復旧する。] 図1 図2
[0022] 図4は、ケーシング10の外観図である。回転式の把手62は、ケーシング10の外部で区画化された車輪状の仕切の心棒18に取り付けられており、前述の把手は、特に図示されていない戻り止めを介して、ねじりバネ20の一端に接続されている。従って、回転式の把手62は、一定の付勢に達するまでねじりバネ20にテンションをかけることを可能とし、その結果、上述した戻り止めがバネを開放した後に別の戻り止め(不図示)によって当該バネが付勢姿勢で保持される。このようにして、トリガ機構26が始動するたびに、把手62によってバネに再度荷重を印加し直すことができる。] 図4
[0023] 図5及び図6は、本発明の他の実施形態を説明している。この実施形態は、トラップとしての機能を有しておらず、単に動物の存在を検出して知らせるための検出器として機能する。機械−電気ユニット64は、図3に示すユニット42と同一であってもよく、傾斜プレート68の一端と強固に接続された入力シャフト66を有しており、傾斜プレートは、カンチレバー方式で実質的に水平方向にシャフト66から制限なく突出している。シャフト66は、傾斜プレート68を本来の水平な姿勢に保持するバネ(不図示)の力を受けていてもよい。] 図3 図5 図6
[0024] 動物が傾斜プレート68に乗ると、このプレートは、図6に示すような姿勢に傾き、これにより、入力シャフト66の回転が生じる。この入力シャフトの僅かな回転は、送信器を始動させて検出信号を送信するために必要な電気的エネルギを供給するのに十分である。] 図6
[0025] 好ましい実施形態では、送信器は、多くのエネルギを必要としない非常に短い無線パルスのみを発振するにも係わらず、検出器の周囲の建築物又は他の障害物の存在に応じて、検出器の位置から50〜1000メートルの距離にある適切な受信器によって受信可能となっている。]
[0026] 従って、この実施形態では、トリガ機構が、始動した後に再度荷重を印加し直すことを必要としない。]
[0027] 変形例として、検出器が始動しない状態のときに、傾斜プレート68の自由端が、床面上で静止していてもよい(図6参照)。この実施形態では、傾斜プレート(図6中右側に位置する)の他端が、ラック−アンド−ピニオン機構等を介して入力シャフト66に駆動可能に接続されており、その結果、動物が傾斜プレート28に乗ると、傾斜プレート68の上端が、すなわち入力シャフト66に接続された端部が、下向きに押圧され、あるいは弱い伸縮バネの力を抗して、送信器に電力供給するように入力シャフト66を動かす。] 図6
权利要求:

請求項1
トリガ機構(26)と、モニタリングセンタに検出信号を送信するために、前記トリガ機構によって作動する送信器(58)と、を備えた小動物のための検出器であって、前記トリガ機構(26)によって駆動する機械−電気変換器(44)を備えており、前記機械−電気変換器(44)のエネルギが前記送信器(58)に電力供給することを特徴とする検出器。
請求項2
請求項1に記載の検出器であって、生け捕り用のトラップとして構成される検出器。
請求項3
請求項1又は2記載の検出器であって、前記トリガ機構(26)は、予め手動で荷重を印加するように適合された動力貯蓄部(20)によって駆動されるように適合されている検出器。
請求項4
請求項3記載の検出器であって、小動物が通過可能であると共に、前記動力貯蓄部(20)によって付勢され且つ始動時に前記トリガ機構(26)によって回転可能となる、区画化された車輪状の仕切(14)を介して通じるトンネル(12)を備えており、前記仕切(14)が前記トリガ機構(26)を動かすと共に、前記動物が前記トンネルから前記トラップの閉鎖空間(38)内に向かって押される検出器。
請求項5
請求項1〜4の何れかに記載の検出器であって、前記トリガ機構(26)は、シャフト(34)と、そこから突出する少なくともの一つのアーム(36)とを有するステップスイッチ機構(22)を備え、前記シャフトは、前記ステップスイッチ機構(32)のいずれのスイッチングステップにおいても回転し、前記機械−電気変換器(44)は、前記ステップスイッチ機構(32)のシャフト(34)に対して平行に延在すると共に、前記ステップスイッチ機構の前記アーム(36)によって始動するように配置されたレバー(48)を支持するシャフト(46)を備えた検出器。
請求項6
請求項4又は5記載の検出器であって、前記ステップスイッチ機構は、等角に配置されていると共に、区画化された車輪状の仕切(14)における区画化された車輪部(16)のアーム(22)に対するストップ(24)を構成する複数のアーム(26)を備えている検出器。
請求項7
請求項1〜6の何れかに記載の検出器であって、前記電気−機械変換器(44)は、発電機(52)を含むことを特徴とする検出器。
請求項8
請求項1記載の検出器であって、前記トリガ機構(26)は、前記機械—電気変換器(44)と機械的に連結された傾斜プレート(68)を備えている検出器。
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引用文献:
公开号 | 申请日 | 公开日 | 申请人 | 专利标题
法律状态:
2012-03-16| A977| Report on retrieval|Effective date: 20120316 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 |
2012-03-28| A131| Notification of reasons for refusal|Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20120327 |
2013-01-23| A02| Decision of refusal|Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20130122 |
优先权:
申请号 | 申请日 | 专利标题
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